2013年のサービス開始以来、日本産の「ラベルを撮るだけ」でワインを記録できるアプリとしてワインファンから愛されてきたVinica。8月12日には、10月30日(木)18時をもってサービスを終了することを発表しました。
約13万人が利用していたVinica
Vinica(ヴィニカ)は、「ラベルを撮るだけ」で飲んだワインを記録・共有できる無料のサービスです。ウェブサイトやiOSアプリ、Androidアプリを提供していました。アプリストアでも「日本で最も愛されているワインアプリ」として、登録者が約13万人を超えたことが伝えられています。
2019年からは株式会社アカデミー・デュ・ヴァンが運営元となっており、ワインファンのワイン生活やワインとの出会いを支えてきました。
サービス終了については、「事業環境の変化に伴いサービス提供が困難になったため」とされています。課金なく使え、広告もないアプリでしたが、多少課金が必要であっても使い続けたかったというワインファンの声も見られます。
利用データ提供の希望申請を
今まで利用してきた方は、10月24日(金)18時までに申請すれば、今までの利用データをダウンロードすることができます。
ダウンロードできるデータは、投稿した画像、評価データ(ワイン名、ヴィンテージ、コメント、レーティング、ご登録日、飲んだ日)です。
【申請方法】
1.Vinicaアカウントにログイン
2.アプリの『お問い合わせ』より申請
(記入例)
■名前
例文太郎(*セラーに表示されているVinicaアカウント名)
■利用端末
機種:Pixel 7a、 OS: 16
■問い合わせ内容
利用データのダウンロードを希望します。
期日までに上記を申請すると、アカウントの本人確認後に専用ダウンロードリンクが送られてきます。ただし、本人確認ができない場合は、データの提供はされません。
ダウンロードリンクの提供は、2025年10月中旬以降と予定されていますが、希望するユーザーの数によっては、時間がかかる場合があるそうです。
長年愛されて続けてきた日本発のワイン記録アプリVinica。その終了を惜しむ声が、ワインファンから溢れています。私自身も、有料化してでも残って欲しかったです。次回の記事では、Vinicaの代替となる10のアプリについてご紹介します。今後のワイン記録をどうしようかと悩んでいる方はぜひ参考にしていただけたらと思います。