6月に漬けた梅酒が飲み頃を迎えたので、飲み比べをしてみました。今回漬けた梅酒は「ホワイトリカー×氷砂糖梅酒」「ブランデー×氷砂糖梅酒」「ブランデー×こんぺいとう梅酒」の3種類。ほんのり熟れた福岡産の梅を使用し、以下のレシピで作ってみました。
目次
梅酒材料
梅…500g
氷砂糖orこんぺいとう…350ml
ホワイトリカーorブランデー…900ml
作り方
1. 保存瓶を熱湯消毒し、よく乾かす
2. 梅のへたをつまようじで取り、水で優しく洗う
3. 梅をキッチンペーパーで1個ずつ拭く
4. 瓶の中に酒と氷砂糖(こんぺいとう)を交互に入れる
5. ホワイトリカー(ブランデー)をそっと注いで蓋をする
6. 3ヶ月以上漬け込む
飲み比べレポ
ホワイトリカー×氷砂糖梅酒
定番の「ホワイトリカー×氷砂糖梅酒(写真左)」。梅の実がしぼむスピードは3種類の中で一番ゆっくりでした。
鼻を近づけるとすっきりとした酸味のある香りが漂います。口に含むとさっぱりとした甘酸っぱさが口に広がりました。癖が無いので、湯割りやソーダ割りなど色々な飲み方が楽しめそうな味わいでした。
ブランデー×氷砂糖梅酒
少し変わり種の「ブランデー×氷砂糖梅酒(写真真ん中)」。鼻を近づけると、ブランデーと梅の甘ったるい香りが漂います。口に含むととろりとした甘味が口に広がった後、ブランデーの喉が焼けるようなアルコール感が追いかけてきました。
ロックでじっくり味わうのがおすすめかもしれません。
ブランデー×こんぺいとう梅酒
綺麗かなあと思い実験的に作ってみた「ブランデー×こんぺいとう梅酒(写真右)」。瓶にブランデーを注いだ瞬間、カラフルだったこんぺいとうの色は白色に。見た目を楽しむのであれば、ホワイトリカーを使った方が良かったのかもしれません。ちなみに梅の実がしぼむスピードは一番早かったです。
鼻を近づけると、梅干しに近い、涎が湧き出るような酸味のある香りが漂います。甘味は表面的で、すぐにガツンとした酸っぱさが口に広がりました。こんぺいとうはいちごやソーダなどの味が付いたものを使いましたが、それらの味はあまり感じられず、梅本来の旨みが全面的に出ているような味わいでした。酸味の強い梅酒が好きな人におすすめかもしれません。
まとめ
今回は自家製梅酒の作り方や飲み比べレポについてご紹介しました。自宅で手軽に作れる自家製梅酒。材料によって少しずつ味わいや熟成のスピードが異なるので、目でも舌でも楽しめるのが面白かったです。
砂糖とお酒、梅があれば簡単に作れるので、気になった方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか。