今回も旅で訪れたスペインのレポートです。スペインでは10年くらい前にクラフトビールの流行はやってきましたが、今は定着し、スーパーでもクラフトビールが買えるようになっていました。飲んだクラフトビールをご紹介します。
目次
クラフトビールとは?
クラフトビールとは「職人のビール」「手作りビール」のこと。小さな醸造所で造られることも多く、各醸造所の個性が表現されたビールです。大手メーカーのビールがあまり好みでない人でも「これだ!」と思うお気に入りの1本が見つかることがあります。ラベルやボトルなどパッケージも個性的なものが多く、選ぶ楽しみもあります。
スペインでもクラフトビールが人気?
スペインでも若い人を中心に、近年は伝統的なワインよりビールが人気の傾向です。約10年くらい前からクラフトビールがよく見られるようになり、当初はワインショップやグルメショップなどで販売されていました。そのうちクラフトビールを売りにしたバーができ、ショップで見かけるクラフトビールの種類もどんどん増えていきました。そして今回2018年から6年ぶりにスペインを訪れ感じたのは、クラフトビールと普通のビールの境界線が薄れてきているということです。スーパーでも普通に並んでいて、そんなに高くない値段で販売されていました。
200円代のお手頃クラフトビール
今回スーパーで1本200円代で購入したクラフトビールは「18/70」(ディエシオチョ/セテンタ)。手書き風のフォントとなぞの数字。ラベルはなく瓶に直接書いたようなパッケージがユニークです。スペイン北部のバスク地方の樽を一部使用しているとか。
ライトで柑橘類のようなフルーティーな味わいが印象的でした。ビールの苦みが全くなく、ビールがあまり好きではない人でも美味しいと感じられると思います。私もあまり好きなほうではありませんが、これはビールと思いにくいくらいあっさりとしていて、おつまみなしでこれだけで十分飲める味でした。
メーカーの公式HPを見ると、大手のビールメーカーの監修と記載されていたので、小さな醸造所のものではないようですが、クラフトビールの特徴を活かしたビールだと思います。1本あたりの価格も手ごろなので旅行でスペインに行かれた際には試してみてください。