おうち飲み時間が増えて、改めて注目されている「日本酒」。日本酒には美容成分が豊富に含まれているため、うれしい美容効果が期待できます。
美容効果だけでなく、健康な身体への手助けもしてくれる、まさに「百薬の長」です。日本酒による美肌・美容効果と日本酒が飲めなくても日本酒パワーを取り入れる方法を紹介します。
目次
日本酒で美肌に 優秀すぎる美容効果とは
日本酒には美肌をつくる素であるアミノ酸成分が豊富に含まれています。
アミノ酸は体にとって大切なタンパク質をつくる成分で、保湿作用もバツグンです。
ワインと比べると、なんと10倍以上も含まれています。
日本酒からアミノ酸成分をこれほど摂取できるとは驚きです。
日本酒に含まれる成分で、アミノ酸以外に保湿作用のあるものは「麹菌」。
麹菌にはメラニン抑制作用があり、シミを防ぎ、できてしまったシミも薄くする効果があります。
さらに細胞の活性化による抗酸化作用で、肌を良い状態で保つことができます。
日本酒で長生き?意外な健康効果
注目されている日本酒の健康効果は主に
・血行促進
・肩こり改善
・腰痛の軽減
・冷え性予防・疲労回復効果
です。
日本酒を飲むと体温が上がり、体が温まります。
このことで血管循環がよくなり、このような健康効果が期待できるといわれています。
また、美容効果のある麹菌には悪玉コレステロールの酸化を抑制する抗酸化物が含まれていて、生活習慣病の予防にもなります。
そしてもうひとつ、アンチエイジング効果です。
老化の原因といわれている「糖化」※。
この糖化を抑制する抗糖化作用が日本酒にあるといわれていて、老化防止の効果まで期待できてしまいます。
※糖化とは、体内に残った余分な糖質が細胞を劣化させること
と、いってもどれも適量を摂取した場合の話です。
いくら効果が期待できるといっても、日本酒自体は糖質を含むお酒なので飲みすぎてしまうと逆効果。
気をつけましょう。
日本酒の一日の適量は1合(180ml)ほどといわれています。
日本酒が飲めなくても大丈夫!
日本酒パワーの取り入れかたを紹介
日本酒のうれしい効果を知れば、さっそく取り入れたくなります。その方法を3つ紹介します。
①日本酒を飲む
一番手軽にできるのは、なんといってもそのままクイッと飲むことです。
そのまま飲むのが苦手という人には、日本酒のソーダ割りがおすすめ。炭酸で割ることによって爽やかでキレのある飲みやすい口当たりになります。
好みの比率で割って飲んでみてください。
②日本酒風呂に入る
一番手軽にできるのは、なんといってもそのままクイッと飲むことです。
そのまま飲むのが苦手という人には、日本酒のソーダ割りがおすすめ。炭酸で割ることによって爽やかでキレのある飲みやすい口当たりになります。
好みの比率で割って飲んでみてください。
38℃くらいの湯船にコップ2杯ほどの日本酒を入れます。
いつもより体が温まり、血行促進による発汗作用も期待できるでしょう。
さらに、毛穴のひらきが良くなるので肌の汚れが落ちやすくなります。半身浴でゆっくり入浴するのもおすすめです。
人によっては、日本酒の香りでほろ酔いになってしまうこともあるかもしれません。
換気は必ず行ったほうが安心です。
③ 日本酒フェイスマスク
日本酒配合のフェイスマスクや美容液、酒粕パックなど薬局をのぞいてみると意外と種類も豊富においてあります。
フェイスマスクは日本酒の匂いを強く感じることも少ないので、匂いに抵抗がある人でもそれほど気にすることなく気軽に使用できます。
日本酒を飲みながら美容効果と健康効果も得られるなんて、うれしいですね!特に日本酒好きには一石二鳥です!
適量をまもり、これからも日本酒ライフを楽しみましょう。