日本でも、ベルギービールの定番として親しまれているヒューガルデン。
その歴史はなんと15世紀にさかのぼり、修道士たちが醸造していたビールが始まりです。
ビール好きなら一度は飲んだことがあるはずです。
しかし、おもに日本で出回っているヒューガルデンは韓国産(一部を除く)。
日本で、本場ベルギーで生産されたヒューガルデンを飲める機会はなかなかありません。
ヒューガルデンのビールが好きなら、本場ベルギーを訪れて、ベルギー産のヒューガルデンを飲んでみましょう!
そこで、ベルギー滞在中に味わったヒューガルデンを紹介します。
目次
ベルギー産のヒューガルデン!
こちらが、ヒューガルデンの白ビールです。
ベルギーのビールは瓶に入っているものが主流ですが、ヒューガルデンはポピュラーな銘柄だからか、缶入りのものもよく見かけました。
お土産にするなら瓶よりも缶のほうが気軽ですよね。
もちろん、ベルギーで醸造しているとの表記もあります。
アルコール度数は韓国で生産されたものとほぼ同じ4.9%、内容量は330mlです。
色合いは韓国産と同じ、透明感と薄い黄色が特徴。
味わいはさわやかさがありつつも、韓国産よりも苦味や旨みがしっかりと感じられるような…?
それでいて、オレンジピールの酸っぱさやスパイス感が少しだけ残ります。
使っている素材に明確な違いはなさそうですが、ニュアンスがかすかに違うように感じられました。
現地調達のハムやサラダ、日本から持参したそばと合わせました。
ちぐはぐな組み合わせは承知ですが…ベルギー現地のものと日本のもの、両方に合わせても違和感なく、すんなりおいしく味わえるのはヒューガルデンの良さではないでしょうか。
ベリーのきいたロゼもあり!
日本でも販売されている、ロゼもあったので購入してみました。
内容量は少なめの250ml。アルコール度数は3%と低めです。
食後にベルギーワッフルやチョコレートとあわせて味わうのにちょうどよい量とアルコール度数です。
鮮やかなピンク色!
苦みやコクよりもまず、ベリー系の甘酸っぱさを感じました。
ラズベリーだけでなく、複雑なベリー系の合わさった味わいがあります。
本場ベルギーではフルーツ系のビールも品ぞろえ豊富なので、試してみてください。
ヒューガルデンを取り扱うお店、意外と少ない…?
ベルギー滞在中にはレストランやカフェでビールを飲む機会も多かったのですが、どこのお店でもヒューガルデンを取り扱っているという状況ではなかったと思います。
日本ではたくさん出回っているベルギービールのひとつですが、ベルギー国内では日本でなかなか出回っていない銘柄がひしめき合う状態で、ベルギービールはよりどりみどり。必ずしもヒューガルデンを置いているというわけではありません。
とはいえ、クラフトビールよりも価格が安く、食事にも合わせやすいヒューガルデンはだいたいのスーパーに置いてあります。確実に味わいたいならスーパーをチェックしましょう。
ベルギーで飲むヒューガルデン
張り切ってベルギーで味わってみたヒューガルデン。
やはり、日本から韓国産のものを持参OR日本にベルギー産を持ち帰るなどして、飲み比べるくらいしないと大きな違いがわからないように感じました。
しかし、ベルギーというロケーションで味わうベルギー産のヒューガルデンは格別です。
ベルギーを訪れないとできないことなので、ファンの方はぜひベルギーで味わってみてください!