汗ばむ季節になってくると、ビールが飲みたくなります。
仕事終わりに冷えたビールをクーッと飲んだときは最高ですよね。
最近は種類がたくさんありますが、黒ビールとはどんなものなのでしょうか。
ただ黒いだけ?でも、なぜ黒い?
今日は黒ビールについてお話します。
目次
「黒ビール」と「普通のビール」の違いは?
黒ビールとは一体なにものなのでしょうか。
「色が黒いビール」
その通りです。
その謎は「麦芽」にあります。
焙燥(乾燥させること)した淡色麦芽(ビールのベース)を
さらに焙煎(100℃以上の高温で麦芽を焦がすこと)することで
「濃色麦芽」ができます。
この濃色麦芽に淡色麦芽を合わせると、黒ビールが生まれるのです。
濃色麦芽の色は焙煎するさいの温度や時間によって変わり、
「カラメル麦芽」「クリスタル麦芽」「黒麦芽」「チョコレート麦芽」
など、多くの種類があります。
この組み合わせによって、黒ビールの色の違いも出てきます。
日本の黒ビールにはどんなものがある?
日本のおすすめ黒ビールを紹介します。
アサヒスーパードライ黒「ドライブラック」
度数6%
キレ・コクがあり豊かな香りも楽しめるビール
ザ・プレミアムモルツ黒
度数5.5%
上品な香りとコクにより、ワンランク上を感じられる
一番搾り<黒生>
度数5%
一番搾り製法により仕上がった飲みやすい味
エビス プレミアムブラック
度数5%
確かなコクを感じるこれぞ黒!といった黒ビール
海外の黒ビールにはどんなものがある?
海外のおすすめ黒ビールを紹介します。
ドラフト・ギネス
原産国 アイルランド 度数4.5%
有名な黒ビールといえばギネス。
漆黒の色とは裏腹に口当たりはなめらか。
シュヴァルツビア
原産国 ドイツ 度数4.8%
清涼感のある口当たりは黒ビールに慣れていない人にも
できるほど。
エルディンガーデュンケル
原産国 ドイツ 度数5.3%
深いコクがありながらも、まろやかな甘みが味わえる。
肉料理と相性がいい。
プロファニティ・スタウト
原産国 イギリス 度数7%
深いコクがあり、キレのある味わい。
まるでワインのような香りと評判。
黒ビールに合うおつまみ
黒ビールはご存知のとおり、深いコクのあるお酒です。
甘みも苦味もしっかりとしていますが、合わせるおつまみも
対等に味がしっかりとしたものを選びましょう。
ソーセージ
定番中の定番。
ソーセージのジューシーな旨味との組み合わせはバツグンです。
焼き鳥
もちろん、タレで。
焼き鳥はお酒全般に合いますが、黒ビールにも最適です。
ジャーマンポテト
ぜひ、ドイツビールと合わせてみてください。
この組み合わせ、やめられなくなるかも。
チョコレート
これが意外にハマってしまいそうなほど合います。
チョコレートの甘みと黒ビールの苦味がうまく融合します。
まとめ
黒ビールは、ビールを知りつくした大人の人が飲むお酒だと
ずっと思っていましたが、いつの間にか自分も普通に楽しめる年に
なっていました。
黒ビールの「黒い色」は焙煎によって焦げた麦芽の色。
そんなことを考えながら飲むと楽しくなりそうです。
普通のビールに比べるとまだ種類は少ないですが、日本の黒ビール、
海外の黒ビール、飲み比べをしてみるのもいいと思います。