アップルブランデーを使ったカクテルも、数多くの種類があります。
今回はそのなかから、3つ取り上げていきます、
目次
見た目もととってもかわいい! アプリコット・クーラー
アプリコット・クーラーを作るのに必要な材料
アップルブランデー30ミリリットル レモンジュース15ミリリットル グレナデンシロップ10ミリリットル ソーダ適量 スライスレモン1枚 スライスオレンジ2分の1 氷 チェリー1個
氷を入れたグラスにシェイクした材料を注ぎ、ソーダを入れます。そのうえで軽く混ぜてからレモンとチェリーをピンで刺して飾り、ストローをさして完成です。
見た目がとてもかわいらしいカクテルで、出すと確実に喜ばれるでしょう。
味は、子どもの飲むジュースのような感じで、非常に甘味が強いものです。見た目や味から連想できるように、度数も非常に低く(4.4度くらい)、お酒を飲みなれていない人でもおいしく飲むことができるでしょう。「甘すぎる味はちょっと……」という場合は、ソーダの分量を多くするなどして調整しても構いません。
なお、チェリートレモンスライスはピンでとめますが、オレンジはグラスに浮かべます。
美しい外見からは想像しがたい個性派カクテル「マネッティ」
マネッティを作るのに必要な材料
アップルブランデー10ミリリットル ホワイトキュラソー10ミリリットル ジン10ミリリットル 生クリーム10ミリリットル
シェイクで作ります。シェイカーの中には氷は入れません。シェイクをした後にカクテルグラスに注いで完成です。
見た目以上にアルコール感があります。クリーミーではありますが苦みもあり、名状しがたい味を持つ個性的なカクテルです。
アップルブランデーを使ったカクテルではありますが、アップルブランデーの香りや味はそれほど目立ちません。同じ分量しか入れていないホワイトキュラソーの方が前面に出てくるでしょう。
度数は17度とかなり強いカクテルです。良い意味で、「見た目とは異なる印象を抱かせてくれるカクテル」だといえるでしょう。
アップルブランデーの香りを味わいたいなら~「ジャックローズ」
ジャックローズを作るのに必要な材料
アップルブランデー30ミリリットル ライムジュース15ミリリットル グレナデンシロップ15ミリリットル
氷を入れたシェイカーに、材料のすべてを入れてシェイクして作ります。なお、ここではライムジュースを使っていますがレモンジュースで作ることもできます。
ライムジュースの酸味が鮮やかに出てくるカクテルであり、グレナデンシロップの甘味もよく出ています。アップルブランデーの味は控えめに感じられる程度ですが、その香りはしっかりと感じられます。香りは非常にわかりやすく、ほかの2つの材料の香りもしっかりと知覚することができました。その意味では、ジャックローズは「香りを楽しむカクテル」だともいえるかもしれません。非常に複雑で、薫り高いカクテルです。また名前に恥じないようなバラのような香りもあります。
度数は20度ありますから、飲みすぎには注意してください。