「ブルー・キュラソー」は、オレンジの果皮を使ったリキュールです。名前の通り美しい青色を持ちますが、この青色はオレンジの色ではなく、合成着色料を利用してつけられています。
このブルを使ったカクテルを3つ紹介します。
目次
悲しいできごとが由来の「ブルー・マンデー」
ブルー・マンデーを作るのに必要な材料
- ウォッカ45ミリリットル
- ホワイトキュラソー15ミリリットル
- ブルー・キュラソー5ミリリットル
氷を入れたシェイカーに材料のすべてを入れてシェイクして作ります。
最初の1口目は「甘い」と感じるでしょう。しかし苦みもあります。ブルー・キュラソーのオレンジを鮮やかに感じられる1杯で、アルコールにつけたオレンジの果皮の味わいが楽しめます。オレンジが好きな人におすすめです。度数は38.8度と非常に高いので注意したいものです。なお、別のレシピも存在します。
ブルー・マンデーは「憂うつな月曜日」という意味です。これは1983年に、イギリスのロックバンドが出した曲に由来します。「昔のバンドのメンバーが自死を選んだことを知った月曜日の気持ち」を表した曲だとされています。
陽気な味わいがうれしい「マリブ・サーフ」
マリブ・サーフを作るのに必要な材料
- マリブ・リキュール30ミリリットル
- ブルー・キュラソー10ミリリットル
- トニックウォーター80ミリリットル
- レモンのくしぎり
- 氷
氷を入れたグラスに材料を入れて、レモンのくしぎりを添えます。
苦みがとても強く出ます。トニックウォーターが支配的ですが、マリブ・リキュールはしっかり感じられます。またブルー・キュラソーの香りも鮮やかに出ます。かき氷のブルーハワイのような雰囲気を感じさせる一杯なので、かき氷が好きな人に良いでしょう。非常に陽気で快活なお酒だといえます。
カクテル言葉は、「平和で、未来を考える気持ち」。度数は8度以下で、飲みやすいお酒です。
ブルー・キュラソーを使ったカクテルなのに緑色! 「マリン・スノー」
マリン・スノーを作るのに必要な材料
- ブルー・キュラソー30ミリリットル
- カルピス原液20ミリリットル
- ソーダ60ミリリットル
- ビール適量
ブルー・キュラソー→カルピス→ソーダ→ビールの順番に注ぎます。ブルー・キュラソーを使っていますが、青色ではなく緑色に仕上がる美しいカクテルです。
ビール感はありますが、甘くて、ビールが苦手な人でも飲めるでしょう。ビールの匂いは残りますが苦みは消えるので非常に飲みやすいのです。カルピス・ソーダ・ビール・ブルー・キュラソー、それぞれの個性が消えることなく残り続けるおもしろいカクテルです。
必要な材料は多いものの、ブルー・キュラソー以外はすぐに手に入る材料なので、作りやすいのも魅力です。
美しい青色を持つブルー・キュラソーは、さまざまな種類が出ています。お気に入りの1本を手に入れて、きれいなカクテルを作ってみてくださいね!