季節ごとの味わいが楽しめる日本酒。この夏もたくさんの限定酒が造りだされました。そんな中から、今回は新潟県のDHC酒造のお酒をレポートします!
目次
株式会社DHC酒造とは?
新潟県新潟市北区にある酒蔵「株式会社DHC酒造」。
北区はその名の通り、新潟市最北部に位置する地域で、日本海につながる阿賀野川が流れていることでも知られています。
酒蔵の基盤は昭和25年に設立された小黒酒造株式会社です。後継者がいなかったことから、平成26年にDHCが蔵を継承し、現在も素晴らしい日本酒が発売されています。
DHCはスキンケア製品や健康食品などでも知られる会社のため、若い世代にも身近に感じられる企業です。
DHC酒造で造られる日本酒の特長
DHC酒造の日本酒は香りが良く、深みを感じさせる味わいです。キレがあり、後味もすっきりと爽やかな印象が続きます。
これらのお酒を造るために用いられているのが精密さに特化した最新設備。職人の熟練した技術もプラスされ、日々、多くの人々に愛される日本酒が造り出されています。
さらに、設備面では貯蔵庫にも注目です。瓶詰めされた商品は氷温貯蔵され、(DHC酒造では-1℃~-4℃)最も良いの品質のまま出荷できる状態で管理されています。
嘉山(かやま)の味わい
DHC酒造を代表する「嘉山」は甘みと酸味のバランスが抜群で、旨みが感じられる日本酒です。お値段もお手頃なので、家飲みにもカジュアルに合わせやすいでしょう。
今回飲んだのは、夏限定の「純米吟醸 無濾過生原酒」。
酒米「越淡麗」を100%使用して造られており、ほんのりとした上品な甘みが感じられる日本酒です。後味にはすっきりとした酸味が残り、飲み飽きることなく楽しめる1本となっています。
無濾過なので、酒本来のコクも感じられ、贅沢な飲み心地です。
フレッシュな味わいは、日本酒ビギナーの方にもおすすめ。よく冷やせば、さらに飲みやすさが高まります!
合わせたおつまみ
今回のおつまみは手巻き寿司。
お刺身はもちろん、ツナやカニカマ、きゅうりを巻いたサラダ巻にもぴったりです。
甘辛く味つけした、なすと豚肉の炒め物にもマッチしました。
ほんのりとした日本酒の甘みが、醤油や味噌の塩分をうまく引き立てます。
食前酒としてもふさわしい、軽やかさもあるので、チーズやナッツをおともにするのもおすすめです!
暑い夏こそ日本酒!
今回は新潟県のDHC酒造の限定酒「嘉山 純米吟醸 無濾過生原酒」をご紹介しました。期間限定で楽しめるフルーティーな味わいは暑い夏にこそ飲んでいただきたい日本酒です。
おつまみも選ばず、どんなものにも合わせやすい柔らかなお酒ですので、ぜひお試しください。