美味しいお酒や食べ物も当然多いけど、人が面白いのもまた、浅草の魅力です。
酒をテーマに一日食べ歩けば、美味しい料理やお酒、そして面白い浅草人たちに出会えることでしょう。
駅を降りて吾妻橋方面へ歩くと、隅田川の遊歩道があります。
天気が良ければまず遊歩道で缶ビール片手に、川を往来する船やスカイツリーなどを眺めて「浅草に来たぞ感」を味わうとテンション上がります。
缶ビールはコンビニで買うも良し、駅ナカに百貨店「松屋」がありますから、その地下で少しハイグレードなビール(ワインとかも豊富です)を買ってもいいかもしれません。お腹が空いていたら一緒に、お弁当やおにぎりなども。
喉を潤したら、雷門方面へ歩きましょう。
目次
左党のおやつに、日本酒のアイスはいかが
雷門の赤い提灯を見ながら雷門通りをさらに進み、3つ目の角を右へ曲がったところに、日本酒アイス専門店「SAKEICE(サケアイス)」があります。
ここでぜひ、お酒のアイスクリームを食べてみてください。全国の日本酒を中心に梅酒やリキュールをふんだんに使ったアイスクリームはどれも独創的で、酒飲みにとっては嬉しいスイーツです。
北海道の「男山」や盛岡の「菊の司」がアイスクリームとして食べられるほか、ノンアル系では黒米仕込みの「あまざけアイス」などもあり楽しめます。
※画像はイメージです
この辺で「少し酔ったかな」という場合はスーパー銭湯・まつり湯で仮眠してからお風呂に浸かって、身体を休めてくださいね。
浅草の酒飲みのメッカ「ホッピー通りへ」
酔いが覚めたところで、酒旅を再開しましょう。
日が傾いてくる頃、浅草の酒飲みたちは「ホッピー通り」へ集い始めます。
ホッピー通りは居酒屋が連なる小道で、どの店も道に面した開放的な作りが特徴。歩いていると、中で飲んでいる人の様子が分かります。
フィーリングの合いそうなお店を選んで入り、下町の煮込み料理や揚げ物を食べながらまずは一献。
馬券売り場が近いので、馬好きな地元のお客さんが半分くらいいます。彼らのトークを聞きながらお酒を飲むのも楽しいです。たまに話しかけられたりすると、さらに楽しいです。
※画像はイメージです
浅草酒旅のラストは、オーセンティックなバーへ
お腹と心が満たされたら、次の酒場へ。
賑やかなホッピー通りを南下すると、浅草公会堂が見えてきます。
公会堂の入り口に面したオレンジ通りに、バー「サンボア」があります。
ここを、浅草酒旅のラストスポットとして紹介します。
サンボアは、バーテンダーが目の前でカクテルなどを作ってくれる、オーセンティックなバーです。
特にオススメしたいのは、氷なしの角ハイボール。
プロフェッショナルが最も良い加減で作る一杯は「これ、角ハイなの?」という、嬉しい驚きがあります。
一杯では足りないでしょう。いける範囲でおかわりして、美味しいお酒を心ゆくまで味わってください。
※画像はイメージです
お酒をテーマにした浅草散策、次の週末にいかがですか。