ある日の銀座でのこと。
「ワイン600円~、日本酒500円~」の看板が目に留まり、思わず足を止めました。
店名は『銀座NAGANO』。初めて訪れるお店です。
どんなお店だろう? という好奇心に駆られて入ってみたところ、予想外に楽しい体験ができました!
今回はそのレポートをお届けします。
目次
『銀座NAGANO』とは?
東京の銀座にある『銀座NAGANO』は、平成26年10月26日にオープンした長野県の情報発信拠点です。
次の3つのコンセプトに基づいて運営されています。
1.信州のしあわせをシェアする場に。
2.信州と首都圏や世界がつながるきっかけとなる場に。
3.「コト」「ヒト」「モノ」を通じて、何度でも訪れたくなる目的地に。
3フロアにわたって展開されており、それぞれに特徴があります。
1階には、信州の特産品や地元の食品、お酒が豊富に揃うショップスペースとバルカウンター。
2階にはさまざまなイベントが行われるスペースや観光インフォメーションコーナー。
5階では信州への移住交流や就職についての相談も受け付けています。
信州の自然の息吹と文化の深さが融合した『銀座NAGANO』。
ここは、信州の特産品や食文化、そしてお酒を楽しみながら、多彩なニーズに応える場所でもあるようです。
長野の味覚を楽しむバルカウンター
長野はワイン、日本酒、ビール、近年ではウイスキーも盛んな地域です。
バルカウンターでは、これらの長野産のお酒を楽しむことができます。
大規模なリニューアルにより一時的に閉店するため、メニューは縮小中とのことでしたが、それでも目移りしてしまうほど、充実した品揃えがありました。
日本酒 3種のみくらべセット
私は『日本酒 3種のみくらべセット』を注文しました。
お願いすると、店員さんが目の前にずらりと酒瓶を並べてくれました。
今回、私が選んだのはこちらの3種類。
左:本老の松 特別純米 - ほんのりした優しい甘みが絶品でした。
中:本老の松 山廃仕込 – リンゴのジュースやお菓子のような甘さ!
右:福無量 純米吟醸 – 華やかでフルーティな香りがたまりません。
飲み比べてみると、それぞれの個性がより一層鮮やかに感じられました。
気に入ったお酒は、こちらで買って帰ることもできます。
おつまみセット
おつまみセットも一緒に注文しました。
手ごろな価格とサイズ感で、日本酒はもちろん、ワインにも合いそうな絶品セットです。
特に中央のふき味噌と野沢菜昆布は、日本酒との相性が抜群でした。
もちろん、このセットに入っているお漬物やチーズなどもこちらで販売しています。
これらを楽しみながら、心地よい時間を過ごしました。
1人1500円で長野の味覚を堪能できて大満足です!
バルカウンター利用の際には、「1人1オーダー」がルールですのでご注意ください。
大規模改修と再開予定
銀座NAGANOは、2024年7月1日から大規模改修のため1・2階部分を休館します。
1階の物販スペースが拡大され、2024年10月下旬に開業10周年を迎える予定です。
また、1階のバルカウンターは2階に移設され、より落ち着いた環境で県産の日本酒やワインを楽しめるようになるとのこと。
改修後には、また長野の美酒美食を探しに訪れたいと思います。
都心にいながら、地域の個性がたくさん詰まった場所で、その土地ならではのお酒や食文化をじっくり楽しむ時間は特別な経験でした。
今回の体験で「アンテナショップ飲み」の楽しさを知り、他の道府県のお店にもぜひ足を運んでみたくなりました。
次はどんな地域のお酒に出会えるのか、楽しみです!