ベルギーの西部の水の都、ブルージュ。古い街並みと運河の流れる風景が観光客に人気ですが、実はビール好きにもオススメです。
ベルギービールの醸造所やレストラン、ショップなどが多いだけでなく、
「ビール博物館(The Bruges Beer Experience)」があるんです!
受付までの階段から、すでにビール愛があふれています。
ベルギービールを中心に、ビールの製造から味わい、歴史まで
ビールのあらゆる秘密を紹介する博物館です。
ビール好きなら外せない!と訪れてみました。
あらゆる方法でビールを知ろう
最初はビールの製造について、見たり触れたりかいだりして楽しめる展示。
こちらはビールに配合される各素材について、香りを比べることができます。
ブラックペッパー、甘草、レモンバーベナ。ぜんぜん香りが違います。
ホップに触れて質感を確かめる展示は、初めて触れるホップに驚き。
種類によって見た目も質感もかなり違います。
この違いが、各ビールの個性を生み出すのですね。
壁一面にビール瓶が並ぶ展示も。
絶好のフォトスポットになっていましたよ。
日本でもよく見かける銘柄も、見たことのない銘柄もあって楽しい展示です。
次は、ビールの効能や歴史、健康についてなど。
ビールとチーズの相性や二日酔いなど、知らなかったビールの秘密に驚きでした。
中心にはフォトスポットもあります。
こちらのモニターでは、世界のビールのTVCMが流れていました。
なんと北朝鮮のビールのCMです。レトロで風情を感じる内容でした。
日本のアサヒやキリンのビールCMは、ヨーロッパで放送されているものが流れていました。
英語やオランダ語がわからなくても安心。
日本語表示・音声も可能なタブレットは、チケット料金に含まれており、受付で借りることができます。
展示のイラストやクイズマークに、タブレットをかざすと
日本語の説明が流れてきます。
クイズはビール好きなら楽しめるはずの内容ですので、タブレットをかざしながら楽しんでみましょう!
こちらはビール製造に使う機器の展示ですが、
タブレットをかざすと楽しいゲームがはじまります。
原材料を並び替えてビールを作っていくゲームですが、意外と難しかった。
ぜひ挑戦してみてください。
見学後は併設のビアホールに立ち寄ってみましょう。
ビアホールでは、博物館で紹介されていたビールや、
地元ブルージュのビールなど、8種類前後をタップで注いでもらい、飲むことができます。
ビールの試飲3杯付きのチケットを購入するとお得です。
日光を浴びて輝くブルージュ・トリペルビール。
クリーミーできめ細やかで、ハーブやスパイスっぽいアクセントも感じられました。
この日タップに並んでいたビールはほぼアルコール度数7%以上のものばかりだったので、3杯も飲むと酔いますね…
チェイサーのお水やおつまみは試飲に含まれておらず、別料金なのでご注意を。
ビアホールは博物館を見学しなくても利用できます。
ビール博物館は、世界遺産にも登録された鐘楼、豪華絢爛な建物に囲まれたマルクト広場からも徒歩2~3分。
ロケーション抜群なうえにベルギーのビールを堪能できるとなれば、訪れないわけにはいきません。