WORLD BEER AWARDS（ワールド ビア アワード）は WORLD WHISKIES AWARDS（ワールド ウイスキー アワード）を開催する英国のParagraph Publishing（パラグラフ・パブリッシング社）が年に1度開催するビールの世界的品評会で、日本からは宮崎ひでじビール株式会社の『栗黒』が「World's Best Stout & Porter（ワールドベスト・スタウト&ポーター）」を受賞しました。

「Taste」分野と「Design」分野で審査。「Taste」分野の審査はすべてブラインドテイスティング

WORLD BEER AWARDS（ワールド ビア アワード）は「Taste」分野と「Design」分野で審査が行われ、「Taste」分野ではビールは8カテゴリーに区分され、さらにカテゴリーごとに設けられたスタイルへ分けられて審査が行われます。

「Taste」分野の審査はすべてブラインドテイスティングにて行われ、昨年2016年から8カテゴリーに区分された各カテゴリーの頂点を決める形式に変更となっています。

第1ラウンドで「COUNTRY WINNER」を選出し、それぞれ各国の代表ビールを決定します。

第2ラウンドでは、各国の「COUNTRY WINNER」を獲得したビールをスタイルごとに競わせ「WORLD'S BEST STYLE」を決定します。

最終の第3ラウンドでは、この「WORLD'S BEST STYLE」同士を各カテゴリー内で競わせ、晴れて8つの「WORLD'S BEST CATEGORY」を決定します。

2017年は36ヶ国から開催史上最多の1,900以上もの銘柄が寄せられ、日本からは過去最多となる118銘柄のエントリー

WORLD BEER AWARDSへのエントリー数は年々増加しており、今年2017年は36ヶ国から開催史上最多の1,900以上もの銘柄が寄せられました。

日本からも過去最多となる118銘柄のエントリーがあり、日本を代表する「COUNTRY WINNER」に41銘柄が選ばれましたが、第2ラウンドで「WORLD'S BEST STYLE」を受賞したのは4銘柄のみとなりました。

日本から宮崎ひでじビール株式会社の『栗黒』が「World's Best Stout & Porter（ワールドベスト・スタウト&ポーター）」を受賞。

日本のビールが「WORLD'S BEST CATEGORY」に輝いたのは、2013年以来4年ぶりの快挙でした。

また、同時に行われた「Design」分野では、英国のRobinsons『Old Tom Labels』が「WORLD'S BEST LABEL」を受賞しています。

• 受賞結果『TASTE WINNERS 2017』（公式サイト）
• 受賞結果『DESIGN WINNERS 2017』（公式サイト）

TASTE WINNERS 2017

WORLD'S BEST