こんにちは。
先日、ピーロート会員の友人から「ワインと料理のペアリングイベントがあるので、一緒に行きませんか?」とお誘いいただき、初めて参加してきました。
このイベント、参加費はなんと1000円。
「1000円でワインのペアリングイベントってどんな内容?」と半信半疑だったのですが、実際に参加してみると想像以上に充実した内容でした。
なんとこのイベント、ワインは全部で27種類を試飲可能。
せっかくなので私はすべてテイスティングしてみたのですが、ワインのバリエーションの豊富さにも驚きました。
さらに印象的だったのが、お料理とのペアリングです。イベントでは料理もいくつか提供され、料理とワインの組み合わせを楽しむことができました。実際に体験してみると新しい発見も多く、ワインの楽しみ方の幅が広がるイベントでした。
今回はイベントの様子・ワインエキスパートとして印象に残ったおすすめワイン・大阪グランフロントの昼飲みスポットについてご紹介していきます。
ワインイベントに興味がある方や、ワインは好きだけど何を飲めばいいかわからないという方にも参考になる内容なので、ぜひ最後までご覧ください🍷
目次
🍾最初からノックアウト!やはりシャンパーニュは別格!

イベントの最初の一杯としていただいたのが、シャンパーニュの名門メゾンであるボワゼルの「ブラン・ド・ブラン ラ・コート プルミエ・クリュ」です。
ブラン・ド・ブランとは、シャルドネ100%で造られるスタイルのシャンパーニュ。一般的に、繊細でエレガントな味わいと美しい酸が特徴です。
グラスに注いだ瞬間、白い花や柑橘のような爽やかな香りがふわっと広がります。口に含むと泡はきめ細かく、シャルドネらしいミネラル感とシャープな酸がとても心地よい。そしてシャンパーニュならではの熟成された旨味と凝縮感、発酵したチーズのようなニュアンスがあります。
イベントのスタートとして飲んだのですが、「やっぱりシャンパーニュは特別!」と改めて感じさせてくれる一本でした。
イタリアのプロセッコも飲んだのですが、シャンパーニュの前ではプロセッコは普通だと感じてしまうくらい、存在感が強く印象に残る1杯でした。
さて、シャンパーニュで飲みたい欲が高まってきたので次に行きます。
🐟しめ鯖×ソーヴィニヨン・ブラン!?驚きのペアリング

今回のイベントで個人的に一番「面白い」と感じたペアリングがこちら。
まずワインはニュージーランドの白ワイン、ホワイトヘイヴン「グレッグ ソーヴィニヨン・ブラン」です。
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは世界的にも非常に人気が高く、特徴はそのアロマティックな香り。私はニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランが大好きです。その最大の魅力であり、特徴は牧草臭さ!
牧草臭い?と不思議に思ったかもしれませんが、ぜひ皆さんにも飲んで味わっていただきたいです。その後に感じるフレッシュなグレープフルーツのような酸味も心地よいです。まるで大草原にいるように感じられる、非常に素敵な味わいです。
しっかり冷やして、夏の暑い日にお昼から飲むと本当に最高です!
そしてソーヴィニヨン・ブランに合わせた料理が、なんとしめ鯖。

最初は少し意外に感じましたが、酢の酸味と魚の旨味に、ソーヴィニヨン・ブランの柑橘系の酸が重なり、驚くほど相性が良いです。
このしめ鯖はあまり酢の酸味が強くなく、甘みや旨味が強いタイプだったので、オーストラリアやカリフォルニアのシャルドネといった樽が効いているしっかりしたタイプの白ワインとの相性も良かったです。
白ワインと魚料理のペアリングの奥深さを改めて感じる組み合わせでした。
🍊8000年前のワイン!?歴史を感じるジョージア・オレンジワイン

今回のイベントで特に印象に残ったのが、ジョージアのオレンジワインであるベドバ「オレンジ」です。
ジョージアは、世界最古のワイン文化を持つ地域として知られており、その歴史はなんと約8000年!ワイン発祥の地とも言われています。
8000年ってサラッと言っていますが、「中国4000年の歴史」の倍の期間です。そんな太古の昔から人類はワインを飲んでいたと思うと、感慨深いです。
ジョージアの伝統的なワイン造りでは、クヴェヴリ(Qvevri)と呼ばれる大きな素焼きの壺を地中に埋め、その中でブドウを発酵・熟成させる方法が使われてきました。現代のステンレスタンクや樽とは違い、自然に近い形で発酵が進むため、独特の味わいが生まれるのが特徴です。
グラスに注いだ瞬間、まず驚いたのが香りの高さです。
柑橘のニュアンスに加えて、高級な紅茶のような上品な香りが広がり、思わず何度もグラスに鼻を近づけてしまいました。いつまでも嗅いでいたくなるような良い香りがします。
口に含んでみると、オレンジピールのような柑橘の風味に加えて、ほんのりとした苦味と果実味があり、非常に奥行きのある味わい。
伝統的なワイン造りの歴史とロマンを感じながら楽しめる、非常に魅力的なワインでした。
🍖王道!肉料理と赤ワインの相性抜群ペアリング

今回の料理の中で印象的だったのが、ポルペッティ(イタリア風の肉団子)。チーズが乗ったしっかりした味わいの料理で、ここに合わせていただいたのがリバティー「カベルネ・ソーヴィニヨン」です。
カベルネ・ソーヴィニヨンは世界的に最も有名な赤ワイン用ブドウの一つで、ブラックベリーやカシスのような黒系果実の風味と、しっかりしたタンニンが特徴です。
このワインも果実味が豊かでコクがあり、肉団子の旨味やチーズのコクととてもよく合いました。
肉料理の旨味と赤ワインの果実味が重なり、非常に満足感のあるペアリング。やはり肉料理×カベルネ・ソーヴィニヨンは王道の組み合わせだと改めて感じました。

また、イタリアのAppassimento(アパッシメント)という製法で造られたワインも印象的でした。アパッシメントとは、収穫したブドウをすぐに仕込むのではなく、一定期間陰干しして水分を飛ばすことで糖分や旨味を凝縮させる伝統的な製法です。この方法によって、ブドウのエキスが凝縮され、通常のワインよりも濃厚でコクのある味わいに仕上がります。
実際に飲んでみると、果実の凝縮感がしっかりと感じられ、熟したベリーのような甘いニュアンスとともに、深みのある味わいが広がります。アルコールのボリューム感もあり、非常にリッチな印象のワインです。
このワインに合わせて提供されていたのがトマトソースの料理でしたが、これがまた見事なペアリングでした。トマトの爽やかな酸味と、アパッシメントワインの凝縮した果実味と甘みが絶妙に重なり合い、お互いの味わいを引き立ててくれます。濃厚なワインとトマトソースの組み合わせも、鉄板のマリアージュです。
🇦🇺ボトルで1500円!?コスパ抜群のスパークリングワインのお味は?

ピーロートのワインイベントでは約20種類以上のワインを楽しむことができました。
ただ、試飲なのでどうしても一杯の量は少なめ。いろいろなワインを味わえた満足感はありつつも、もう少しゆっくりワインを飲みたい欲が高まってきました。
そこで、同じグランフロント大阪の北館6階にある「UMEKITA FLOOR(ウメキタフロア)」で飲み直しです。
ここは少しユニークなスタイルのフードホールで、各店舗の料理やお酒を共用スペースで自由に楽しめるシステムになっています。各店舗で注文した料理は席までサーブしてもらえるので、いろいろなお店の料理を一つのテーブルで楽しめるのが魅力です。
いわば、ちょっと大人向けのフードコートのような空間。
メニューは各店で少し絞られているものの、その分いろいろなお店の料理を自由に組み合わせて楽しめるのが面白いポイントです。さらに嬉しいのが、ボトルワインがかなり手頃な価格で飲めること。

今回注文したのは、オーストリアのロリマー・ブリュット(De Bortoli Lorimer Brut)、ピノ・ノワールとシャルドネを使用した白のスパークリングワインです。
ピノ・ノワールは本来赤ワイン用のブドウですが、果皮の色素を出さないように醸造することで白いスパークリングワインとして造ることができます。そのため色は白ですが、味わいにはピノ・ノワール由来のコクや果実味が感じられるのが特徴です。
実際に飲んでみると、泡は爽やかでありながらも、しっかりとした果実味があり飲みごたえがあります。シャルドネのフレッシュな酸味と、ピノ・ノワールのボリューム感がバランスよく合わさった、非常に飲みやすいスパークリングワインでした。
そして驚くのがその価格。
ボトルでなんと1500円(税込)!
普通にショップで販売されている価格です。グランフロント大阪という好立地でゆっくり楽しめるのは、バグっているレベルで良コスパです。

この日は少し寒い日でしたが天気はとても良く、明るい時間からワインを飲むのはやはり格別です。
外は寒くても店内は暖かく、そんな空間で冷たいスパークリングワインをゆっくり楽しむ時間はとても贅沢に感じました。
ワインに合わせて注文したのが、ローストビーフの盛り合わせ。
価格は1600円で、お肉のボリュームがしっかり!満足感のある一皿でした。

肉の旨味とスパークリングワインの爽やかな酸がよく合い、会話も自然と弾みます。友人とワインを飲みながらゆっくり話していると、気がつけば2時間ほど滞在していました。
時間制限がないので、焦らずゆったり過ごせるのがこの場所の魅力です。
ちなみにウメキタフロアは、ランチタイムはかなり混み合います。
ただし14時〜16時頃になると席も少し空いてくるので、この時間帯が狙い目です。
席の間隔も比較的ゆったりしていて、開放感のある空間です。開発が進む梅田の街並みを見ながら、明るい時間からゆっくりとワインを楽しむにはとても良い場所です。
🗒️今日のおすすめワインまとめ

今回のイベントと昼飲みで特に印象に残ったワインはこちらです。
ボワゼル「ブラン・ド・ブラン ラ・コート プルミエ・クリュ」
→繊細な泡とミネラル感が美しい、イベントの幕開けにふさわしいシャンパーニュ
ホワイトヘイヴン「グレッグ ソーヴィニヨン・ブラン」
→ 柑橘の爽やかな香りと酸が特徴。しめ鯖とのペアリングは驚くほど相性抜群
ベドバ「オレンジ」
→ ジョージア伝統のクヴェヴリ製法を感じる一本。高級な紅茶のような香りが印象的
リバティー「カベルネ・ソーヴィニヨン」
→ 肉料理との相性が抜群の王道赤ワイン。ポルペッティとの組み合わせは間違いなし
いかがでしたか?今回のピーロートのペアリングイベントでは、約20種類以上のワインを試飲しながら料理との組み合わせを楽しむことができ、改めてワインと食事のペアリングの奥深さを感じることができました。
さらに、グランフロント大阪のウメキタフロアで昼飲みを楽しみ、ゆったりとした時間の中でワインを味わうことができました。
大阪でワインを楽しみたい方は、ぜひこうしたイベントや昼飲みスポットを訪れてみてはいかがでしょう。きっと新しいワインの魅力に出会えます。
