こんにちは。今回は日本酒の聖地・神戸にて、お酒好きの方々にぜひ訪れていただきたいステキなお酒スポットを見つけましたのでご紹介します。
今回ご紹介するのは、三宮駅から歩いて数分の場所にある「浅野日本酒店」さんです。このお店は単なる酒屋ではなく、店内で試飲や有料での飲み比べができる、日本酒好きにはたまらないスポットです。
「立ち飲み」スタイルで、じっくりと有料飲み比べと絶品おつまみを堪能してきました。訪問の目的は親戚への手土産選びでしたが、自分自身も存分に日本酒の世界に浸ってきましたので、その様子をお届けします。ぜひ最後までお付き合いください。
目次
最高の雰囲気とラインナップ「浅野日本酒店」
三宮駅から徒歩数分というアクセス抜群の場所にあります。サンキタ広場から元町駅側にまっすぐ。この道には、居酒屋が所狭しと並んでいるので、寄り道したくなってしまいます。土曜日ということもあって、歩いている人たちのなかにもほんのり顔を赤らめ、すでにほろ酔い状態の方もちらほら。私もすでにお酒が入っているので、同じように映っているのでしょうか。そんなことを考えているうちに、右手に「浅野日本酒店」と書かれた看板を発見。

店内に入ると、壁一面に全国から厳選された日本酒がずらりと並んでおり、酒好きにはたまらない空間。
このお店の最大の魅力は、「飲んでから買える」こと。気になる銘柄を少しずつ試飲・有料飲み比べができるため、手土産を探している私にとっても、失敗のないお酒選びができる最高の環境でした。
お酒の販売コーナーを抜けると、カウンターとテーブルで構成された立ち飲みコーナーが見えてきます。今回はテーブルに案内されましたが、テーブル側の壁にはびっしりお酒のメニューが貼られていました。気になるお酒をチェックするだけで、ワクワクしてきます!常時100種類以上というラインナップには、有名銘柄から、初めて目にする珍しい一本まで揃っており、選ぶ楽しさもひとしおです。3COMBOのようなセットでの飲み比べだけでなく、単品での注文も可能です。
絶品アテと銘酒の贅沢なマリアージュ
今回は、店内のメニューから厳選したおつまみと、こだわりの日本酒を飲み比べました。
▼ 今回のおつまみラインナップ
- カニみそ:日本酒には欠かせない至高の一品。居酒屋で注文するカニみそは薄い味なこともあるのですが、これは濃厚で深みのある味でした。
- 鯖やとろさば燻製の炙り:店内に漂う香りに食欲をそそられて注文した一品。日本酒のペアリングには欠かせないですよね。

二件目での利用だったので、日本酒に合うちょっとしたおつまみをセレクト。基本的に店内のメニューは全ておつまみに特化した構成となっていますので、二件目での利用や昼のちょい飲みに向いているのではないかと思います。ちなみにこの店一番人気のおつまみは、酒肴3種盛り。とろさば燻製・鮭明太・ネギみその3種類の盛り合わせです。他にも、いぶりがっこのポテサラやほたるいかの沖漬けなど、気になるメニューだらけで、最初の注文までに時間がかかってしまいました。
席に着くとまずは、お冷が提供されます。飲み比べで味がわからなくなっても、このお冷を飲んで口をリセットできるので大変助かりました。
今回注文したお酒のラインナップをご紹介します。選んだ基準は、県外の方へのお土産に最適かという一点のみ。単純な美味しさだけでなく、特徴のある味や高価すぎない価格帯という希望で、チョイスしてみました。
プレミアム仙介3COMBO

最初に注文したのは、兵庫の地酒である仙介が飲み比べられるセット。ラインナップは、「仙介 純米大吟醸 原酒 兵庫雄町」、「仙介 純米大吟醸原酒雫取り三割三分磨き」、「仙介 純米大吟醸原酒三割三分磨き」の三銘柄。透明感のある澄んだ香りが鼻を抜け、口に含んだ瞬間に芳醇な旨みがパッと花開くよう。後味のキレが非常に鋭く、まさに料理の脂をスッと流してくれる、食中酒の理想型とも言える完成度でした。日本酒好きだけではなく、普段はあまり飲まない方にもおすすめの銘柄です。
文佳人 夏純吟
「文佳人 夏純吟」は期間限定でお安く飲めたので、注文してみました。酸味のある爽快な味が、夏らしさを感じさせます。喉元を通りすぎると、霧が晴れるような軽やかさが感じられます。夏の限定酒という点にも購買欲をそそられます。お酒が好きな人ほど限定品には弱いですからね。高知県のお酒ということもあり、カツオのたたきによく合いそうです。
仙介 純米吟醸 おりがらみ 無濾過生原酒
にごり酒好きとしては、見逃せませんでした。最初に飲んだ仙介の飲み比べで、そのキレ味が気に入っていたため、にごり酒になったらどうなるのか、と興味本位で注文。とろりとした口当たりと、キレのある味が見事に絡み合い、上品な甘さを引き出しています。冷酒でじっくりと、おりの絡み具合を楽しみながら時間をかけて味わうのがおすすめです。
月山スパークリング
「月山スパークリング」はグラスではなくミニボトルでの提供でした。何故だろうと思いましたが、一口飲んだ瞬間に納得。口に含むと、きめ細かくシュワシュワとした泡が中で弾けます。この繊細な泡を大切にしているからこそ、ミニボトルでの提供なのでしょう。爽やかな飲み口で、非常に飲みやすいのが特徴のお酒。下の方におりが沈殿しているので、飲めば飲むほどに味わいが変わるのも趣深い一杯。
紀土純米吟醸スパークリング
一口飲んだ瞬間に、爽やかな泡とともに優しい旨味が感じられます。同じスパークリング酒である「月山スパークリング」よりも甘みが印象的でした。柔らかみのある味は、和食だけでなく洋食にも合いそうです。カルパッチョとペアリングするのも良いかもしれません。
風の森 ALPHA2 この上なき華
最後に、こちらのお店で大人気だという「風の森」も試しました。「風の森」の名は耳にしたことがありましたが、実際に飲んでみると、その評価の高さに納得せざるを得ません。最大の特徴は、圧倒的な透明感。それでいて、華やかな香りも漂っています。この上なき華、という名前の通りですね。かなり気に入りました。
店内の賑わい
店内の客層は幅広いと感じました。若い層から中年くらいの方、さらには外国の方までいらっしゃいました。一人のみ、カップル、グループなど様々です。立ち飲みという環境もあってか、皆さんお話に夢中で、賑やかで楽しい雰囲気が流れていました。訪問したのは18時半ごろでしたが、その時間でも残り二席にぎりぎり入り込めた形でした。客の入れ替えも割とありますが、それでも一時は満席になって断られるお客さんも。早めの時間に訪れる、もしくは時間を分けて覗いてみても良いかもしれません。また、食べログからの事前予約も可能ですので、行かれる際にはぜひチェックをしてみてください。
店員さんの神対応
こちらのお店で驚いたのが、店員さんの知識量。若い女性の方がお会計を担当してくださったのですが、人気商品だけでなく、一つ一つのお酒の味まで把握していらっしゃいました。「こちらの銘柄はシュワッとしていて、後に甘さが残る感じ」と味の解像度が高いだけでなく、二つの銘柄の違いまで教えてくれて、まさしく神対応でした。店内に並ぶのは100種類以上のお酒。全てではないのかもしれませんが、味の特徴や人気メニューまで、聞かれたことに答えられる知識量が素晴らしいと感じました。
お土産のセレクト
どれをお土産に選ぶかかなり迷いましたが、最終的に選んだのは、「仙介 純米吟醸 おりがらみ 無濾過生原酒」です。ポイントは、県内のお酒だったこと、そして何より仙介のキレのある味とにごりの旨味が絶妙にマッチした味が気に入ったためです。お土産を渡すお相手もにごり酒が好きなので、我ながら良いセレクトだったのではないかと思います。
神戸といえば日本酒だよね、というイメージを持たれている方も多いので、日本酒選びには、この店がうってつけなのではないかと感じました。
訪問の感想と次回訪問に向けた意気込み
1時間半ほどでこだわりの日本酒を飲み比べ、お土産のお酒もじっくり選ぶことができました。お会計の際に渡されたスタンプカードを見て、次はいつ行こうと頭の中で考えてしまいます。
次回訪問時には、気になっていた獺祭のプレミアムセットを注文しようと思います。「磨きその先へ」、がラインナップに含まれていたためです。今回はお土産選びだったので、飲むことを断念しました。次回は絶対に飲みたいです……。
「浅野日本酒店」さんは、日本酒初心者の方から、深いこだわりを持つ通の方まで、どんな方でも楽しめる素晴らしい名店です。神戸だけでなく、梅田・京都・東京・横浜にも店舗が展開されています。店舗によってラインナップが違うという点も、惹かれるポイント。気になる方は、お近くの店舗までぜひ足を運んでみてください!
