オンライン酒屋「クランド」は6月20日、ベルサール新宿南口にてクランドサケフェスティバル(通称:クランドサケFES)を開催しました。150種類以上のお酒が並び、造り手も多数参加。造り手との交流や限定フード、会場内のミッション企画など、“飲むだけでは終わらない”クランドらしいイベントとなっていました。
今後は造り手にもフォーカスした記事を出していく予定ですが、今回はイベント当日の様子のレポートとともにクランドが目指す“お酒の楽しみ方”についても紹介します。
目次
150種類超の限定酒と造り手が集結
会場には日本酒や梅酒、果実酒、ワイン、ウイスキー、クラフトジンなど150種類を超えるオリジナル商品が集結。普段はオンラインでのみ販売されているお酒や、一般流通していない限定商品を一度に試飲できるイベントです。
さらに多くの造り手も参加しており、お酒の特徴などを聞きながら試飲ができることもあり、多くのクランドファンや酒好きでにぎわいました。
▼会場の様子

日本酒だけでも甘口から辛口まで幅広いラインアップが用意され、さらにワインや梅酒、リキュール、果実酒、焼酎、スピリッツなどジャンルも豊富に揃っていました。
▼会場マップ

今後、造り手から伺ったお話を公開予定
今回は複数の造り手にゆっくりと話を伺う機会にも恵まれました。
▼日本酒カテゴリ売上No.1の“理系兄弟”を醸す有賀醸造(日本酒)

そのほか、エーデルワイン(ワイン)、和歌山湯浅ワイナリー(ワイン)、たてしなっぷるワイナリー(果実酒)、林檎学校醸造所(果実酒)、稲田本店(リキュール)、ディアレットフィールド(ミード)、明利酒類(梅酒・焼酎)、石越醸造(焼酎)などに、お酒の特徴やクランドと一緒にお酒を開発することの思いなどを伺いました。
その内容は順次公開していく予定です。
酒ガチャやミッションなどクランドらしい仕掛けも
クランドサケFESでは、お酒や“くにゃんど”グッズの販売、協賛企業キョクヨーによる缶詰のセット販売なども実施されていました。

また、リアル酒ガチャもずらりと並んでいました。好みや価格帯に応じてランダムにお酒が届く、クランドの人気サービス「酒ガチャ」をその場で楽しめるコーナーです。

さらに、会場内に隠れている4つのキーワードを探す「サケFESミッション」やそのQRコードを見つけた人だけがオンラインで購入できる酒ガチャなど、クランドらしい遊び心もちりばめられていました。
限定商品のフードも注目
会場には、限定商品を使ったフードも勢揃い。特に人気だったのが、「悪魔のチーズケーキ」でした。

お酒とのペアリングを楽しむために開発されたというスイーツで、クランドのクラウドファンディングサービス「クラファン!」の第1弾プロジェクトとして販売し、目標金額の1000%以上を達成したという人気ケーキです。私は12:30の開場直後に入場したのですが、気がついたら大行列になっておりあっという間に売り切れていました。
私はゲットできなかったのですが、ありがたいことに一緒にテーブルを囲んだ方が一口くれました。その方はこのチーズケーキがいつも売り切れになっていることを知っていて、ぜひ食べたいと思っていたそうです。濃厚だけれども甘すぎない味わいで、確かにお酒が進むスイーツです。
お返しに最後の一つをゲットしていた、理系兄弟の麹を使用した「贅沢トマト塩麹×理系兄弟」をお裾分けしました。トマトと米麹と塩だけで作ったとは思えない複雑な味わいで、素材にかけるだけでごちそうになる一品です。

こうしたやりとりが自然に生まれるのは、“お酒が好き”という共通点がある人が集まっているからこそだと感じられました。
▼こちらもチケット交換で楽しめた「おつまみスパイスノミトモ」onポテトチップスや「ワイナリー生まれのちょっと大人なぶどうジャム」

若年層に広がる「お酒の楽しみ方の変化」
利用者の約8割が20代と30代だというクランド。会場にも若い世代の来場者が目立ちました。若者の飲酒離れが言われる中、なぜこれほど若年層から支持が集まるのかについて、広報担当の遠山さんに話を伺いました。
▼広報担当の遠山彩華さん

クランドでは、若年層を中心にお酒の楽しみ方や飲用シーンが変化していることに着目。居酒屋で大人数と賑やかに楽しむよりも、自宅で一人、あるいは家族や友人とゆっくり過ごしながらお酒を楽しむスタイルが増えていると考えているそうです。また、毎日たくさん飲むのではなく、「週に1回、少し良いお酒を少量楽しむ」といった価値観への変化も感じているとのこと。こうした背景から、お酒を単なる飲み物ではなく、「体験」として楽しんでもらうことを大切にしていると話されていました。
酒ガチャも、「何を選べばよいかわからない」という購入時のハードルを下げるだけではなく、お酒選びそのものをエンターテインメント化する取り組みだそうです。
なお、クランドの商品はすべてパートナー酒蔵との共同開発によって生み出されたもの。酒蔵の特徴や強みを活かしたお酒を造るだけでなく、その商品を通じてどのような体験価値を届けられるかを重視していると話してくれました。
酒好きにとって居心地の良い空間

150種類を超える限定酒が集結した「クランドサケフェスティバル」。当日は約600人が来場する大規模な試飲イベントとなりました。
会場にはおつまみとともにお酒を楽しむ人、お酒の味わいについて語り合う人など、それぞれが自分らしい楽しみ方をしていました。 “お酒が好き”という共通点を抱えた人々が集まる空間は、知らない人に囲まれているのに居心地が良く、会場内で聞こえてきた「会社の懇親会みたい」という意見が妙に納得できました。
何人かの方にその日一番気に入ったお酒を聞いたところ、挙がった銘柄は人それぞれ。普段の飲み方やお酒の好みが異なる人たちが、それぞれの楽しみ方でクランドのお酒を味わっていることを実感しました。
さまざまなお酒を飲み比べながら造り手とも交流できる本イベントは、クランドが提案する「お酒を体験として楽しむ」魅力を実感できる機会といえそうです。今後の開催については未定とのことですが、「今回の反響を踏まえ、前向きに検討したいと考えております」とのこと。今後も期待が高まります。
