六月も中旬に入り、さすがに暑くなってきた。夜は窓を開けておけば涼しいものの、日中は開け放した窓と扇風機だけではどうにもならない気候のときもある。こんなときには、スッキリ冷たいお酒で涼を取りたいところ。
というわけで、今回はKIRIN氷結シリーズの中でも、ここ数年でめきめきと存在感を増している「氷結®無糖」から、夏限定の新商品を試飲で頂いたのでご紹介したい。その名も「キリン 氷結®無糖 サマーライム ALC.7%」。6月下旬より期間限定で全国発売となった、まさに今が旬の一本である
***
目次
【氷結®無糖シリーズとは】
まず、このシリーズについて少しだけ触れておきたい。「氷結®無糖」が誕生したのは2020年のこと。糖類・甘味料を一切使用しない、甘くなくスッキリ爽快なおいしさを追求したチューハイとして生まれた。2026年2月末時点で、累計18億本(350ml換算)を突破。過去20年間にキリンが新発売したRTDブランドの中で、最速での達成だという。
※RTD=Ready to Drink:栓を開けてそのまま飲めるアルコール飲料。
その人気の背景には、大きく二つの要因があると考えられる。一つは、消費者ニーズの変化だ。コロナ禍以降、食事の時間をていねいに過ごしたいという意識や、心と身体へ気を配るライフスタイルが広まった。そこで「雑味がなく食事に合わせやすい」「カロリー・糖質を抑えたい」という声が高まり、こうした商品が強く支持されるようになった。
もう一つは、「無糖=美味しくない」というイメージを覆したことだ。「甘くないお酒はどこか物足りない」という先入観は、多くのお酒好きの中に根強く残っていた。しかし「氷結®無糖」は、果汁の品質にとことんこだわることで、甘さに頼らない澄みきった果実のおいしさを実現してみせた。これが、甘いお酒が好きな人も、苦手だった人も、広く引き込むことにつながったのだと思う。筆者自身、この一本に「無糖でもこんなに美味しいのか」と驚かされた一人である。
【1杯目】KIRIN 氷結®無糖 サマーライム ALC.7%(期間限定)

さて、早速味わっていこう。今回の「サマーライム」は、夏にぴったりな爽やかなライムの果実味と、クールな冷涼感を楽しめる期間限定フレーバーだ。イベントやBBQなど、夏のアクティブな場面にも似合う一本として企画されたという。
パッケージは、みずみずしいライムのイラストと、夏らしい爽やかなライトブルーを組み合わせた仕上がり。「氷結®無糖」らしいシャープな印象を保ちつつ、夏限定のアイコンがさりげない特別感を添えている。店頭で見かけたら、思わず手が伸びそうなデザインだ。
グラスに注ぐと、ライムの青々とした、キリっとした香りがふわりと立ち上がる。南国感というよりは、爽涼感のある香り。バーでライムをぎゅっと絞ったときのような、あの清々しい感覚に近い。
ひとくち飲んでみると、やはり甘さはない。しかし、甘くないことが物足りなさにはつながらず、むしろライムの果実味がきれいに前に出てくる印象だ。冷涼感があるため、喉ごしもスッキリとしていて、夏の暑さで少し疲れた体に染み渡る感じがある。後味も引っかかりがなく、次の一口へと自然に誘われるの、素直な飲み口だ。
アルコール度数7%とやや高めだが、飲み口の軽やかさのせいか、極端に重くは感じない。むしろ度数が高い分、飲みごたえがあって一本の満足感が高い印象だ。
当然、食事との相性も良さそうだ。余計な甘みがない分、揚げ物や炒め料理など、油を使ったこってりした料理とのバランスもとりやすいので、冷蔵庫に一本置いておきたい。
***
暑い夜に、ライムをお供に涼んでいく。そんな贅沢を楽しみながら、まもなくやってくる夏にむけて、体を気候に慣らしていく。
