こんにちは。あなたは旅が好きですか?
私は大好きです!旅の目的は、当然今回もお酒です。
今回の酒旅の舞台は、酒好きにはピッタリの酒の聖地「高知県」です。高知は本当に素敵なところですよね。
お魚も美味しく、日本酒の酒蔵も豊富にあり、私が大好きな酒場詩人・吉田類さんの故郷でもあります。
今回は吉田類さん出演の番組「酒場放浪記」にも登場した、素敵な酒スポットを巡っていきます。
さて、今回はどんな素敵なお酒・酒場に出会えるのでしょうか?
最後まで楽しんでご覧ください。あなたも高知に行きたくなること間違いなしです。
目次
🍻旅の始まりは安定のモーニングビール!

伊丹空港にやってきました。時刻はまだ朝の8時半ですが、旅行の時は朝から飲んでOKという謎のマイルールに従い、早速いただきます。乾杯!
空港のラウンジで朝からビールを飲むと、旅が始まりを感じ、一気にテンションが上がってきます。
伊丹から高知まではなんと飛行機で40分なので、乗ったと思ったらすぐ到着しました。さて、今回は酒を求めてさまよう酒旅なので、空港から早速酒場に直行します。
🤪午前中から!?元気になれる昼飲み処「葉牡丹」

訪れたのは、酒場放浪記にも登場した高知の名店「葉牡丹」です。11時半ごろにお店に到着しました。ワクワクしながらお店に入ると、まだ午前中ですが居酒屋らしい良い雰囲気が漂っており、元気な女性の店員さんが「いらっしゃいませ」と迎え入れてくれました。
周りの方も午前中から飲んでおり、私も飲みたい気分が高まってきました。こちらのお店の魅力は色々あるのですが、なんといっても豊富なメニュー。
高知に来たら絶対に食べたい「カツオの塩たたき」に始まり、「ウツボのたたき」なんてものもあります。焼き鳥やお寿司、1品料理も様々なのですが、1人で色々食べたいので「串焼きの盛り合わせ」と高知の有名な銘柄「桂月」を注文しました。
注文すると早速、桂月が到着です。

この葉牡丹と書かれたお猪口いいですね。記念に欲しくなっちゃいます。さっそくいただくと、スッキリ辛口かつ甘みもしっかりとはした味わいで、午前中からスッと飲めてしまいます。1軒目なのでお酒は1合でおさめたいのですが、1合で足りるか早くも心配になってきました。
お酒を飲んでいると、注文してから焼いてくれた焼き鳥が到着しました。

鶏皮、手羽先、レバー、ねぎま、つくねという焼き鳥の王道とも言える盛り合わせ。「手羽先がちょっと小さかったから2本入れといたよ」と言うなんとも嬉しいサービスにテンションが上がります。
つくねの中には軟骨が入っており、コリコリした食感が楽しいです。そこまで濃すぎないタレの味が日本酒にピッタリ合って最高です。
鶏皮もサクサクで、噛めば噛むほど鶏の旨味が口の中に広がり、これまたお酒が進みます。
また、珍しいことに焼き鳥にからしが付いてました。つくねに付けて食べると相性抜群です。
常連さんと店員さんがとても仲良さそうにお話されていて、常連さんからビールをもらって「いただきます」と店員さんも飲んでいました。
まだ12時ですけどね…そんな昼飲みが許されるユルい雰囲気もこのお店の魅力です。

そしてメニューにも気になるものがいろいろあります。高知の珍味も豊富で、酒盗、どろめはまぁわかりますが、「マイゴ」とはどんな食べ物なのでしょう?
高知旅のどこかのタイミングで食べてみたいと思います。
次も行きたいので、このお店では日本酒1合にしようと思っていたのですが…やっぱりお酒が足りない!ということで2合目頼んじゃいました!
次は「松翁」なんと1合で280円!おそらく高知では日常的に飲まれる普通酒ですが、飲んだことがなかったので注文してみました。
色はかなり濃い黄色、いただくとかなりドッシリとした味わいで燗酒に良さそうな味わいです。

焼き鳥のタレの味わいと、これまた良く合います。
そして、やはりこちらは人気店です。12時になると予約のお客さんが次々と来店し、常連さんも多く普通にランチを食べに来ている様子です。
観光客にも地元の方にも人気の店とは珍しいですね。
まだお昼の12時ですが、雰囲気はもはや夜中です。
お店の方は元気な女性ばかりで、方言でお話しているのを聞いているだけで、こちらも楽しい気分になれます。
近所にあったら通いたくなる、元気がもらえる酒場でした!高知に到着してまだ2時間も経っていませんが、早くも最高です!
良い雰囲気に浸りながらお酒を楽しんでお会計はこちら!
・串焼盛り合わせ 655円
・桂月(1合)400円
・松翁(1合)280円
合計1,335円!
日本酒2合を飲んでこの値段は、なかなかお手頃ではないでしょうか?
お昼からしっかり飲んで食べて、さっそく大満足です!
🐳山の中にポツンと佇むオシャレ&最先端基地「SUIGEI STORE 土佐蔵」

高知の飲みスポットとして有名なのが「ひろめ市場」です。
酒旅の目的地としては最適な場所なので、ひろめ市場で飲みたい…思いを我慢して、ずっと行きたいと思っていた場所へ向かいます。
高知市街地からバスに揺られること1時間少々、そこから20分歩いて、ようやく到着しました。
アクセスは良くないのですが、それでも訪れてみたかった場所こそ、「SUIGEI STORE 土佐蔵」です。
山の中にポツンとたたずむ蔵ですが、中に入って驚き!
素敵なBGMが流れており、デザイナーとのコラボのパッケージが展示されており、「ここは東京の表参道か」と見紛うほどの素敵な空間が広がっていました。

お酒の販売や有料試飲、酒粕入りのソフトクリームも販売されており、皆さんソフトクリームをおいしそうに食べていました。
酔鯨のグッズもなかなかに豊富です。グラスも素敵ですし、風呂敷や鯨のぬいぐるみ、ポテトチップスなど素敵なものがあって欲しくなってしまいます。
そして冷蔵庫も素敵です。しぼりたての原酒など他では購入出来ないお酒が、たくさん冷蔵庫の中に並んでいます。スパークリングのお酒もあり、初めて見るお酒が多数です。
最も高級なお酒は、なんと4合瓶で22,000円!パッケージにも迫力があります。

そして、こちらでは日本酒の酒蔵見学ができます。
酒蔵見学はほぼ毎日行われており、1人500円で参加することができます。見学後は試飲もあるようなので、どんなものが飲めるのか楽しみです。
残念ながら中は撮影禁止ということですが、精米の工程から順番に酒作りの工程を説明していただきました。
見学の中で特に面白かったのが、アルコール発行の工程です。こちらの蔵はまだ造られてから7年で、日本酒の蔵の中では非常に新しいです。
発酵タンクもサーマル式という最新式のもので、温度管理が個別にできるようになっていました。
今まで酒蔵見学はいろいろ行ってきたのですが、初めてタンクの中でプツプツおアルコール発酵が起こっている様子を見ることができました。
アルコール発酵とは、「酵母が糖を食べることで、アルコールと二酸化炭素を発生させること」です。
プツプツ泡立つ様子を見ると、酵母が頑張っていると実感できるので、お酒はただの飲み物でなく「生き物」のように感じられます。
こちらの蔵の年間の生産量は約10,000石、1石が180リットルなので、量としてはそこまで多くはないですが、高級な銘柄を多く製造しているとのこと。
一方、高知市の工場は流通量が多いお酒を作っており、蔵によって作り分けをしているそうです。
🤩お楽しみの試飲は超豪華!大満足!

工場見学の後はお楽しみの試飲タイムです。
土佐蔵限定品である、絞ったままの無濾過生原酒を出していただきました。そしておつまみも運ばれてきました。
カツオの胃袋をお酒で漬け込んだ酒盗が2種類(七味とゆず味)、七味ホタテも1粒セットになっています。
これは飲ませる気満々ですね。
早速いただいてみると、無濾過生原酒だけあって非常にフレッシュで、ピリッと舌を指す微発泡感が心地です。
ここでしか飲めないものお酒がいただけるのは良いですね。酒盗を合わせると、最初は唐辛子の辛味が強いのですが、噛めば噛むほどこの旨味が出てきます。「酒盗」という名前通りにお酒泥棒な珍味です。
無濾過生原酒なのでアルコール度数は18度あるのですが、アルコール度数を感じさせないしっかりとした味わいが最高です。

そして比較用にと、一般的に販売されている「純米吟醸 高育54号」も出していただけました。
先程の無濾過生原酒に加水して度数を調整、濾過と火入れがされたお酒です。飲むと味わいは1杯目と同じですが、舌にピリッとくる微発泡感はなく、マイルドで飲みやすい印象になっています。
また、文旦のリキュールとお土産もいただきました。超豪華です!お土産はなんと酔鯨のロゴが入ったお猪口でした。コップの中にはお酒のラベルにも使用されている酔鯨のクジラが印刷されており、とても可愛いです。
500円で酒蔵見学ができて色々なお酒を飲めて、お土産まで付いているなんて、お値段以上の価値があります!

リキュールのグラスもなかなか素敵です。このグラスにもやっぱり酔鯨のマークが印刷されています。
リキュールをいただいてみると、文旦の果実味としっかりとした苦味が感じられます。甘さは控えめなので、スっと飲めてしまいます。
そしてせっかくなので、追加で有料試飲もいただきます。
注文したのがこちら。
・純米大吟醸 兵庫山田50%
・純米吟醸 小仕込4号 山田錦
小仕込4号 山田錦は、ここでしか買えない・飲めないものだそうで、どんな味がするのか楽しみです。

こちらも酔鯨のマークがついたグラスで出てきました。
グラスに透過して落ちる影にも酔鯨のマークが出ており、ステキな空間でゆっくり日本酒がいただける幸せを感じながら「純米大吟醸 兵庫山田50%」からいただきます。
口当たりは純米大吟醸らしい、非常にスッキリとしてクリアな味わいです。何の違和感もなくスルスルと飲めてしまいます。
高知県は辛口のお酒が多い土地柄ですが、一方山田錦は華やかでフルーティーな甘みが特徴の酒米です。
相反する組み合わせですが、やはり土地柄なのか辛口の傾向に仕上がっているのが面白いです。

続いて、「純米吟醸 仕込み4号山田錦」もいただきます。
こちらのお酒は良い意味で残らないお酒です。山田錦を半分も削っている証拠なのか、こちらもスルっと飲めてすぐに口からなくなってしまいます。
良いお酒ってなんでこんなにスッとなくなってしまうのか…少し悲しくなりながらも大満足です。
「SUIGEI STORE 土佐蔵」でのお会計はこちら。
・工場見学+試飲:500円
・有料試飲2杯:300円
合計800円でここまで楽しむことができ、遠路はるばる来た甲斐がありました。

いかがでしたか?高知は飛行機に乗ればすぐ到着できますし、空港からバスに乗って高知駅まで30分もかかりません。
今回ご紹介した葉牡丹は11時オープンなので、お昼から飲むことができますし、王道のひろめ市場でも昼からガッツリお酒を楽しめます。
また、今回紹介したような酒蔵もいろいろある酒呑みにとってはたまらない場所です。
酒旅1日目はこれにて終了です。まだ旅は続きますので、引き続き高知の素敵な酒スポットを紹介していきます。
