2月2日から18日まで、浅草の観音裏で開催されていた「第6回 浅草観音裏 酔いの宵」。参加している飲食店を飲み歩きしながら、各店で用意されているせんトラセット(1000円で1フード+1ドリンク)を楽しめるイベントです。
イベントの詳細は、過去の記事をご確認ください。
>浅草飲み歩きイベント「酔いの宵」2026開催!地元民が解説する楽しみ方と参加ガイド
開催期間中に、初日から3日目までで14軒巡った体験レポを公開しましたが、今回はその後回ったお店を紹介したいと思います。
>浅草「酔いの宵2026」体験レポ|人気店から新規まで3日間で14軒はしご!
酔いの宵の余韻に浸りたいとき、観音裏でお店を探しているときの参考になれば幸いです。
目次
4日目:定番の参加店へ
参戦4日目となった2月5日は、ワインをテーマに毎回楽しみにしている定番の参加店を中心に回りました。
●ベヴィトーレ

初日は混雑して入れなかったお店です。カウンターのみで、一般の予約優先。参加店密集地にあり、酔いの宵は入口3席のみ、店先待ち不可という入店ハードルは高いお店でしたが、インスタでその日の予約状況や入りやすい時間帯などを発信してくれていました。
初日は前年に入れなかったというお客さんがたくさん訪れたとのこと。イタリアンソーセージは肉汁たっぷりですが、しつこくなくて満足感も十分です。
●ぽんず

ワイン巡りの途中でしたが、人気店が空いていたので思わず入店! 昨年は店主の体調不良で酔いの宵期間途中でお休みとなっていたお店です。2つのフードメニューから、お刺身の盛り合わせを選択。想像よりも種類が多く、とてもお得でした。ドリンクは今回協賛してくれているみつかんぽん酢を使ったぽん酢サワーに。
●カーサ カステリーニ

ローマで修業を積んだオーナーシェフによる、料理もワインも評価の高いお店です。地元民のファンが多く、ワインをテーマに回るなら外せない一軒です。私が行ったときには女性客とカップル客が多い印象でした。2つのメニューから選べ、私はイワシのパン粉焼きを選択。イワシはもちろん、下に敷かれたオレンジが白ワインとの相性抜群です。
●ガンゲット・ラ・レネット

毎年売り上げトップを競っている人気店です。毎年、酔いの宵期間後には、はし袋を1杯無料券として使えます。丁寧に仕込まれたメニューはスープからグリーンカレー、スイーツまでそろっており、おいしさとお得感から複数回足を運ぶ参加者も少なくありません。私はグリーンカレーを選択。辛さと食感がとても好みでした。
●ちゃこーる

酔いの宵では鹿肉やウズラの半身の炭火焼きを提供しており、そのお得感から人気のお店です。普段はなかなか入りにくいお店に入るという酔いの宵らしさを味わえます。私が行った日はえぞ鹿の串焼きでした。混雑状況によりますが追加オーダーもできるので、私はフォアグラとレバーのパテを注文。ワインも2杯楽しみ、充実した4日目の中でも特に満足度の高い一軒でした。
●Gyoza Bar けいすけ
インバウンド客に人気のワインと餃子のペアリングが楽しめるお店です。酔いの宵メニューは毎年定番の肉餃子+ドリンク。安定感のあるおいしさです。出来立てを食べたすぎて、残念ながら写真を撮り忘れてしまいました…。
5日目:日本酒をテーマに
この日は、昨年の満足感が高かったお店やおすすめされたお店を中心に、日本酒をテーマに回ることにしました。
●きさんじ

こちらは今年2回目の参加店。浅草6丁目にあり参加店密集地からは離れているのですが、味わいの確かさから今年も変わらず人気となりました。毎日限定20食(17:30〜/18:30〜の2部制各10食)ということもあり、17:30を目指して伺いました。煮魚と優しい味わいのネギのすまし汁で、日本酒もすすみ、良いスタートとなりました。
●和酒処 しゅはり

こちらも今年2回目の参加店。きさんじさんのご近所です。昨年は行列ができていましたが、まだ早い時間だったこともありすんなり入れました。メニューは昨年と同様にほうれん草のお浸しと湯葉+こだわりの日本酒です。素材の味がよく、ほうれん草のお浸しにだけ醤油を少し垂らしていただきました。
●浅草浅間神社

名前からもわかるように飲食店ではなく神社です。参拝をしてスタンプを押します。浅草に長年住んでいますが、自宅から近いわけではないため訪れたことがなく、今回が初めての参拝となりました。
●お食事処釜めし南

こちらは前日のちゃこーるさんでおすすめされたお店です。メニューは固定ですが、ドリンクは選べます。少しずつたくさんのフードが食べられて、お店の味が伝わってきました。今度は土日限定のランチに伺いたいと思えるメニューです。
●串焼き居酒屋福屋

2種類のメニューから選択できます。私は今年も定番である極上レバの陶板焼き+日本酒。毎年、赤字にならないか心配になるほどのお得さです。今年はたこわさを追加注文しました。
6日目:ランチ+ディナータイムに
5日目までは毎日参加していましたが、混雑が予想される土日を避け、この日は2月10日(火)。週末は昨年ほど混雑していなかったそうです。
●とんかつ三好弥

こちらのお店はミニとんかつにドリンクかお茶と定食セットが選べると聞き、ランチに来店。噂通りミニとは言えないサイズで、サクサクの衣が心地よく、自分で擦れるゴマもよい香りでしっかり満足できました。
●林檎や

こちらからは夜の部です。毎年定番のスパニッシュオムレツ、クリームチーズの自家製だしがけ、生ハム。酔いの宵に必ず寄りたいお店の一つです。こちらは参加店密集地から離れており、店内も広いこともあり、入れないことはほとんどないそうです。
●Dining&Bar 山

牛すじカレーとバケットが酔いの宵メニューの定番だったお店ですが、今年は豚コンフィのタコスに。ボリュームたっぷりのタコスを赤ワインでいただきました。物価が上がる中で、各店が色々と工夫して満足感のあるせんトラセットを提供してくれていることを実感です。
●BELICO

昨年開店&初参加となり、ファンを増やしたお店です。今年も数種類のピンチョスからデザートまで、幅広いメニューが用意されていました。ワインも6種類から選択可能。人気店であることも納得の満足感です。運が良ければ、かわいい看板犬が挨拶してくれることも。
●高瀬

今回2回目の訪問となりました。前回気になっていたメニュー、ぶりのお刺身のニラ醤油と日本酒を選択。こちらもコンセプト通り、“お酒に合う”一品でした。
●ホーム

酔いの宵の元幹事店ですが、訪問したことのなかったお店です。こちらも選べるメニューを提供していました。私は〆としてミニ喜多方ラーメンを選択。お酒はなんと会津の日本酒“写楽”が選べました。ほかにも複数の日本酒やメガジョッキが選べるなど、お酒へのこだわりを感じます。店主は福島出身とのことで、福島の食材を使ったフードが多い印象でした。
7日目:入れなかったお店を中心に
この日は、2月13日(金)。観音裏は金曜日が一番空いているともいわれています。酔いの宵期間中もそれが当てはまることを期待しつつ、タイミングが合わずに入れていなかったお店を回りました。
●di Yamanda

野菜にこだわりのあるイタリアンで、毎年楽しみにしているお店です。酔いの宵では、ワインに合うこだわりの野菜料理3種類を楽しめます。どの料理が出てくるのかは来てからのお楽しみです。ワインはもちろんイタリア産。野菜料理というと白ワインをイメージしますが、赤ワインにも合うようソースの味わいを調整するなど、細かな工夫をしてくれるお店です。
●飲み喰い処 酔花

おかみさんの元気の良さが楽しいと何人かの参加者さんからおすすめされたお店です。メニューは、味が染みているけどしょっぱくない優しいおでん。ドリンクは日本酒を選びました。たっぷり1合の日本酒を楽しみながら、常連さんと店員さんのやり取りを聞くのも楽しい時間でした。
●串やき黒田

豚白モツの旨味が凝縮した煮込み鍋に串を漬けて焼くお店です。こちらは参加店密集地にあるお店のため、私が入るとすぐに満席に。食べるペースに合わせて提供されるのは、変わり種の3種類の串やきです。1本目は焼きハツ、2本目はエノキの豚バラまき、3本目は写真を撮り忘れてしまいましたがキャベツでした。こちらは行く日によって提供される串が違ったそうです。ドリンクは下町ハイボール(焼酎ハイボール)を選択。しっかりした味の串焼きで、お酒が進みます。
●焼酎処乙

焼酎処とは書いてありますが、ほかのドリンクも豊富で幅広い客層から人気のお店です。フードは3種類から選べます。入るのに運が必要な人気店のため、開店(19:00)の5分前に向かうと、すでに10名ほどが並んでいました。毎年牡蠣の食べ比べを選択していたのですが、昨年会った方にお勧めされた国産牛モモステーキに! 柔らかくて食べ応えがあって最高でした。ドリンクは芋焼酎のロックを。こちらはいつも絶妙な割合でお酒を作ってくれ、幸せな気持ちになります。
8日目:早めの時間に飲み歩き
この日はバレンタインデーかつ土曜日ということで混雑が予想されるため、午後(15:00頃から)に空いているお店だけさくっと回るつもりで参加しました。
●taco.44

大阪・堺出身の女将さんが焼くたこ焼きが人気のお店です。毎年、出汁にたこ焼きをつけて食べる「ダシたこ焼き」を提供されていますが、今年は地元のお酒+たこ焼き3つというメニューがあり、迷った末、堺産レモンのクラフト酎ハイと塩たこ焼き3つを選択。さらに+300円で出汁も追加しました。
●なごむカフェ

taco.44さん近くにあるカフェです。こちらも選べるメニューから、ミニカレーと電気ブランハイボールを。2店連続での炭水化物となりましたが、こだわりの素材を丁寧に調理していることが伝わるカレーで、罪悪感は控えめでした。
●和食 恵

初参加&初訪問のお店です。仙台出身の女将さんが仙台の味を中心とした料理を提供してくれます。フードメニューは、マーボー焼きそば+三角油揚げ/笹かま/玉こん(いずれか1品)+ずんだ餅です。白菜のお新香はサービスです。私は仙台で仕入れたという三角油揚げとぽん酢サワーを選択。この日はバレンタインだったため、チョコレート餅も選べました。私はそちらを選択。少しずつたくさん食べられることも、浅草で仙台の味が楽しめることも、とてもお得だと感じられました。
10日目:とうとう最終日
酔いの宵最終日である2月18日(水)は、15時ごろから軽く回るだけのつもりで出発。当日もおすすめを聞いた結果、ついつい6軒回ることに。この日にも、酔いの宵を最後まで満喫しようという方々が多くいらっしゃいました。
●Koti Finland Café

参加店密集地からかなり離れたところにある初参加のお店です。フィンランドのカフェをモチーフにしたかわいらしい店内と、こだわりのフードが楽しめます。フードはサーモンとミートボールのミニスープかアフォガードから選べ、私はスープを。ドリンクはフィンランドの国民的アルコールだというロンケロを使用したオリジナルカクテルを選択。昼飲みにぴったりの軽さで、1軒目にふさわしいお店でした。
●グロワグロワ

今回2回目の来店となったひさご通りの人気店です。この日はルイビ豚リブロースのローストポークを、安定の赤ワインと共にいただきました。早い時間帯でしたが、この日は私が入った時点で満席に。カウンターのみのお店でありながら、昨年は900食売り上げたそうです。
●RAFT

こちらはグロワグロワの栗山シェフにお勧めしてもらったお店です。沖縄出身の方が、浅草で出会った素材を使って作るハイブリッド沖縄料理を提供しているとのこと。選べるメニューから、ジーマミー豆腐とミミガーを選択。ドリンクは泡盛“忠孝”のソーダ割にしました。焼酎はソーダで割っても個性が残り心地よく、ジーマミー豆腐は人生で一番おいしいと感じました。ミミガーもぶ厚めで噛み応えがありました。
●ソリアーノ・モジャ

こちらも栗山シェフに「ヒューガルデンドラフトを一番おいしい瞬間に飲める店」と聞き、楽しみに伺ったお店です。店主さんが真剣に注いでくれたビールは、渡された瞬間に一口目を味わいます。フルーティでコクがあって飲みごたえ最高でした。フードメニューは選べるおつまみ2品、ドリンクはヒューガルデンドラフトのほかに、フレッシュフルーツを使った泡盛サングリア、本日の日本酒などこだわりを感じました。
●こへると

再訪となったお店です。1回目で売り切れていた鯛茶漬けを日本酒でいただきました。下味のついた鯛の食感が非常によく、出汁も控えめながら日本酒に負けない味わいで満足度の高い一品でした。ここで〆るつもりだったのですが、隣の方にすすめてもらったお店に行くことに。
●食べ呑み処あぐまる

今年最後は、初訪問のお店に。女性二人で切り盛りしている居心地の良い空間でした。メニューは日替わりおつまみの盛り合わせ。食感や味わい、素材がさまざまに楽しめる、遊び心あふれるプレートでした。
酔いの宵が終わっても
今年、酔いの宵で掲げた目標は、「冒険せず、おいしいことがわかっているお店だけ回ること」。もともと評判の高いお店や、おすすめ店に限定して回った結果、満足度の高い巡り方ができました。
昨年は体調不良や設備トラブルで途中リタイアするお店がありましたが、今年は各店無事に完走。テレビで取り上げられた昨年と比べて、観光客よりも毎年参加されている方や地元民が多い印象でした。
酔いの宵が終わっても、お店は変わらずおいしい料理とお酒を用意して待ってくれているはず。今回の出会いを大切に、これからも再訪していこうと思います。酔いの宵で出会った参加者の皆さんとも、またどこかで会えるような気がします。
